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『山猫軒1月の営業予定』

山猫軒の1月の休業日は、1日から4日までと、毎週火曜日、第一・第三月曜日になります。
4日に関してですが、オーナーにどうしても外せない急用ができ、お休みさせていただくこととなりました。
皆様にはご迷惑をおかけします。
「山猫軒12月の営業予定」
山猫軒の12月の定休日は、毎週火曜日と第一・第三月曜日です。
あわせて、30日のディナー、31日もお休みとなります。
「伝説の美女」
今回は、数年前まで山猫軒に勤務していた、素敵な女性スタッフのお話をさせていただきたいと思います。
とても美人で身長も高く、思わず目を惹かれる女性だった、とオーナーが言うほど、見目麗しい方でした。
彼女はホールでの勤務を中心になさっていたのですが、時にはキッチンのフォローにも回って、どちらの仕事も完璧にこなすとても優秀な方でもあり、スタッフ皆に慕われていました。
このように才色兼美な人物でありながら本人は前に出ることはなく、いつも他のスタッフを気にかけてくださる思いやりもありました。
現在山猫軒で使われているマニュアルの雛型さえも書き上げたほどの、山猫軒にとって欠かせない人物だったのです。
ご結婚を期に、今では山猫軒からは離れてしまいましたが、彼女であれば何も間違いはなく、旦那様とご幸せに暮らしていらっしゃることだろうと思います。
彼女が再びお客様として、山猫軒にいらっしゃったときに恥ずかしく無いように、少しでも山猫軒を良いお店にできるよう努力することが、残された山猫軒スタッフにできる精一杯の贈り物と信じ、スタッフ一同は努力していく所存です。
「オーナー絶賛の喫茶店」
先日のブログで、山猫軒のコーヒーについてご紹介しました。
本日は、そのコーヒー豆を教えてくださった『信州安曇乃』さんという喫茶店をご紹介致します。
JR六甲道駅からすぐの場所にあるその喫茶店は、男前なマスターの世界観がたっぷり詰まった空間です!
その素敵な世界観にぴったりのオーディオ設備からは、クラシックやジャズなどのさまざまなジャンルの音楽が流れており、気付かぬ間にその世界観に入り込んでしまいます。
店内には1000匹を超えるフクロウの置物が飾られており、とても良い雰囲気を醸し出しています。
そんな空間で飲むコーヒーは格別で、ひと口めから驚くほどのコクと香りがあり、最高の美味しさです。
また、この店では大変希少価値の高い、高級なコーヒーカップが壁一面に並べられています。
ウェッジウッドなどの、一客数万円もするコーヒーカップは、見た目も形も美しいものばかりです。さらにこの店では、そのコーヒーカップにコーヒーを淹れてくれます。
信州安曇野さんの魅力が詰まった最高の一杯と雰囲気を味わいに、是非足をお運びください!
「新しいラジオ」
山猫軒のある場所では、山猫軒のモチーフとなった宮沢賢治のお話『注文の多い料理店』の朗読をお聞きになっていただけます。
そしてこのたび、そのオーディオが新調されました。

こちらのラジオは、戦時中、戦後すぐの時代のラジオをモチーフに作られたものです。
滑らかな木材のアーチが重厚ながらも優しさのあるデザインとなっており、山猫軒にシックな雰囲気を添えてくれます。
放送する朗読も新しくなっており、より和やかな声をお届けします。
山猫軒にお越しの際には是非このアンティークな雰囲気を味わっていただき、古さと新しさ、二つを兼ね備えたラジオを通じて、宮沢賢治の時代に思いを馳せててただければ幸いです。添付ファイル エリア
「山猫軒のコーヒー」
本日は山猫軒で提供していますコーヒーについてご紹介させて頂きます。
当店のコーヒーは、オーナーが"この世でいちばん美味しい!"と思うコーヒーを出してくれる喫茶店の店主さんから、紹介していただいた『ナルダン珈琲貿易』さんの珈琲豆を使っています。
気さくな社長のつくり出す珈琲は、毎日直下焙煎をしており新鮮で、最高の香りと風味、そして深いコクがあります。
ナルダン珈琲貿易さんのホームページを載せているので、是非ご覧になってください。こだわりに溢れてらっしゃいます!
ナルダン珈琲貿易http://www.geocities.jp/naldan510/
この季節に嬉しい食後のホットコーヒーはもちろん、アイスコーヒーもおすすめです。
当店のアイスコーヒーは、ウォータードリッパーを使って水出しで抽出しており、スッキリと飲みやすいため、お食事とご一緒に楽しんでいただけると思います。
お食事の際には是非、当店自慢の珈琲をお試しください!
「山猫軒11月の営業予定」
山猫軒の11月の定休日は、毎週火曜日と第一・第三月曜日となっています。
「オーナー鋭意研究中」
先日のブログで、オーナーが棚づくりを完結させ、お客様方にも楽しんでいただけるような新たな挑戦を行っている、ということを紹介いたしました。
何を作っているのかはまだ私も教えられていませんが…オーナーがその挑戦の為に使う、木枠を見せてくださいました。
こちらの木枠は、オーナーが棚づくりの技術を活かして自作したものです。
細部にこだわった精緻なつくりであり、中に入れたものが漏れ出すような隙間もありません。
オーナーはこの木枠を使って、とても美味しいスイーツを料理すると仰っています。
山猫軒の新たな味を是非、楽しみにお待ちください。
「山猫軒10月の営業予定」
山猫軒の10月の定休日は、毎週火曜日と、第一・第三月曜日となっています。
「オーナーの工作品について」
山猫軒オーナーは最近、日曜大工にて棚を作り、完成品は山猫軒にて雰囲気作りに一役買っている、ということを先日のブログでご紹介しました。
こちらがオーナーの最新作にして、そして一旦の最終作です。
ワイン箱を主な材料にしながらも、落ち着いた色合いと鈍色の金属部品をあしらうことによって、レストランとしての山猫軒に見合う一品です。
安定感のあるデザインですが、その内容はCDケース。オーナーがお気に入りのCDを保管し、家に飾るという役割を担っています。
前作で培われ、一層の進歩を遂げた精巧な造りは今作でも健在であり、1mmの狂いもないように、温度や湿度の変化で変形してしまう木材を加工することは大変な苦労であったとオーナーは語っていました。
しかしその苦労に見合って、棚の一つ一つはとれもぴったりと遊びなく、それでいてスムーズな出し入れを実現しています。
さて、技術は高まっているにも関わらず、こちらのCDケースを最終作とした理由についてオーナーにお聞きしました。
するとオーナーは笑いながら、
「棚づくりは妥協との戦いであり、精神修養には確かになった。しかし、もしも棚づくりを極めても、山猫軒にも、お客様方にも直接与えられるものは無い。ならば棚づくりは一区切りとして、これで得た経験を活かし、よりお客様の楽しみに繋がることを趣味にようと考えたのだ。」と仰いました。
オーナーは再び新たな作業に挑戦中であり、試行錯誤を繰り返しています。
きっとお客様方に、新しい楽しい時間を提供できるものとなるはずです。
オーナーの挑戦の成果にご期待ください。
『山猫軒九月の定休日』
山猫軒の九月の定休日は、毎週火曜日と、第一・第三月曜日となっております。
「山猫軒のパンが新しくなりました」
この度、山猫軒でメニューにお付けしているパンが、新しいものに変わりました。
こちらのパンは、オーナーと懇意にしていらっしゃるパンのお店「レコルト」のシェフが、山猫軒のために作ってくださった、特製の一品です。
最高品質の北海道産小麦を使い、砂糖を加えずに仕上げられた、まさに山猫軒の料理のためのパンで、「リュスティック」と言います。
「素朴な」という意味の名前であり、その名の通り、秋の山々を思わせる穏やかでシンプルな味わいのパンです。
インドの伝統的なパンである「チャパタ」をモチーフにしていて、食感はしっとりもちもちながらも、後味にはしつこさがありません。
熱々のパンにバターを塗って食べていただければ、素材の良さを楽しんでいただけることは間違いありません。
そして秋の土壌が豊かな実りの元となるように、リュスティックもその素朴ながらもしっかりとした食感で、山猫軒の料理の味を発揮してくれます。
山猫軒特製のデミグラスソースやタルタルソースをつけて一口食べれば、モチモチながら癖のない生地が余さずソースを捉え、その旨味を最大限に引き出してくれるのです。
新しく、格段の成長を遂げた山猫軒のパンを、ぜひ一度ご賞味ください。
「山猫軒の近況報告」
近日の山猫軒は、皆様のご愛顧のおかげで、一層の進歩を遂げています。そんな山猫軒の進歩を手助けしてくださるスタッフや、山猫軒の新たな装いを皆様にご紹介いたします。
オーナーは最近の趣味として、棚などを日曜大工で作り上げています。丁寧に作られた棚は上品さを醸し出し、山猫軒の雰囲気にも非常にマッチしています。
「こんな形の棚があったら便利だろうな」という気持ちから始めた日曜大工であるそうですが、今では一ミリの狂いもなく丁寧に仕上げることに美学を感じているそうです。自分の目の前にある仕事を一切の妥協なく最後までやり遂げること、常に一段階上の仕事を目指すことが、料理の真髄にもつながる精神修行になると、オーナーは笑いながら語ってくださいました。
この心意気を絶やすことなく、オーナーは常に新たなメニューの研究、より快適に過ごせるような環境の改善をいつでも行っています。
これらの努力が実り、山猫軒がより一層の素晴らしいお店になることを目指して、スタッフ一同も努力していく所存です。
どうか今後とも、皆様に快適な時間を送る憩いの場として、山猫軒を末長くよろしくお願いします。
初めにご紹介しますのは、山猫軒のキッチンに時折手伝いに来てくださり、活躍していらっしゃる広三さんです。
広三さんがオーナーと出会われましたのは35年も前、料理の修行の身で、同じ料理店の先輩後輩として出会い、数々の苦労を乗り越える中で強い友情を育んだそうです。
オーナーが唯一無二の親友と言ってはばからない広三さんは、もちろん料理の腕もオーナーに並んで超一流。いくつもの料亭やホテルで料理長の立場を経験し、山猫軒でも頼れるキッチンスタッフとしてみなを助けてくださいます。
今現在も料理長としてバリバリ働いていらっしゃるにもかかわらず、広三さんが山猫軒の手伝いに来てくださるのは、ひとえにオーナーとの友情に応える漢らしさによるもの。
仲のいいお二人がこれからも助け合い、切磋琢磨しあう場として相応しくするために、山猫軒は日々進歩しています。それは新しい店内装飾等からも見てとれることと思います。
「山猫軒7月・8月の営業予定」
山猫軒の7月の定休日は、毎週火曜日と、第一・第四月曜日になります。
祝日である第三月曜日は営業いたします。
●8月の定休日は、毎週火曜日と第三月曜日、13・14・15日のお盆になります。
「香港海鮮料理『椰林』さんのご紹介」
先日、オーナーがスタッフ一同の慰労会を開いてくださいました。
そこでお食事をいただいたお店が、香港海鮮料理『椰林』(ヤーリン)さんです。
今回はこの場を借りて、『椰林』さんのコースメニューについてご紹介させていただきます。
コンパクトにまとまっていますが、そのどれもが素材に工夫が加えられ、一口ごとに楽しめる作りです。
特に手前のチャーシューは、シンプルに見えてシェフのこだわりが光る味です。
蟹味噌入りフカヒレスープ。
蟹の旨味が凝縮されたスープは、箸の止まらない後引く美味しさです。
スープの底には卵白があり、ともすれば強すぎる蟹の味わいを、優しく受け止めてくれました。
タイラギ、鮑のソテー。
タイラギという貝を初めていただきましたが、この大きな貝柱にしっかりした歯ごたえと貝の甘みが合わさっており、とても満足感のある一品でした。
クエとアブラメの蒸し物。
しっとりと蒸されているのは勿論、驚いたのはその魚の旨味の強さ! 白身魚でありながら、二種の違いをしっかり感じ取れるほどの、さすが香港海鮮料理と謳っていると納得させられる味でした。
足赤海老のソテーとチリソース。
足赤海老は車海老に近いエビですが、より「エビらしさ」を感じられる味わいであったかと思います。
殻付きのままソテーされたことで、その魅力を頭から尾の先まで余すことなく楽しむことができました。
椰林特製炒飯。
桜海老や小魚を盛り込んだことで、通常の炒飯とは異なる出汁のような深みがあり、一連のコースにも負けずにシェフの腕が光る「海鮮料理」でした。
食後のデザートは、胡麻団子とカスタードのお焼きです。
熱々の香ばしい胡麻を齧ると、奥には胡麻餡のしっかりした甘みがあります。
そこに熱いお茶を流し込むことで、しつこさのない胡麻の風味と香ばしさだけがふわりと広がり、まさに「中華のデザート」といった装いでした。